チョコレート効果。
そう、チョコレートを食べて痩せる!
食べるぞおおおおぉぉぉぉぉ!!!
むしゃむしゃむしゃ…
待って待って待って!!
そんなに食べたら逆に太っちゃいますよ!
はっ!?
チョコレートをどか食いする前に、チョコレート効果について知っておきましょう
この記事で分かること
・チョコレート効果とは
・1日におすすめ量
チョコレート効果とは
チョコレート効果とは、株式会社明治から発売されているチョコレートの商品名です。
でも、効果っていうからには何かあるんでしょ?
その通りです。
明治のホームページでは、「チョコレート効果」について、次の3つが謳われています。
・ポリフェノールが豊富
・低GI
・食物繊維が豊富
ポリフェノール
ポリフェノールには大きく3つの効果があります。
1.血圧を下げる
血管の壁に炎症が生じると、血管自体が狭くなり血圧が上がってしまいます。ポリフェノールには血管内の炎症を軽減する働きがあるため、血圧が下がります。
2.動脈硬化の予防
ポリフェノールには抗酸化作用があり、動脈硬化などの生活習慣病予防効果があります。
3.美容効果
しみやそばかすの原因となる活性酸素を、ポリフェノールの抗酸化作用が除去してくれます。つまり肌へのダメージを抑えてくれるのです。
低GI
GIとはグライセミックインデックスの略称です。糖質を含む食品を食べたときの血糖値の上がりやすさを示しています。
GIが低いということは、血糖値の上昇が緩やかになります。そうすると、糖質による血管へのダメージは軽減し、脂肪もつきにくくなります。
食物繊維
食物繊維の主な働きは次の3つです。
・便秘予防
・血糖値上昇の抑制
・血液中のコレステロール濃度の低下
厚生労働省が出している「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では1日の食物繊維摂取量を男性で21g以上、女性で18g以上としています。
しかし、多くの人が十分に食物繊維をとれていない現状があります。
チョコレート効果公式サイトによれば「チョコレート効果72% 5枚に含まれる食物繊維はレタス約270g分」とのことです。
【コラム】べジファーストとチョコレート効果
「食事の時は野菜から食べると血糖値が上がりにくい、太りにくい」と言われており、食前の野菜の量は60g以上がおすすめです。これは野菜に含まれる食物繊維の効果によるものです。しかし、チョコレート効果72%1枚に含まれる食物繊維量は0.6gです。野菜の量=食物繊維量ではありませんが、食前の野菜をチョコレート効果72%1枚では、食物繊維は不十分でしょう。
食事の前はチョコレート効果ではなく、野菜60gから食べることがおすすめです。
チョコレート効果のカロリー
チョコレート効果72%の1枚あたりのカロリーは28kcalです。
一般的には1日の間食で摂取するカロリーは200kcalまでとされていますので、チョコレート効果72%ですと7枚ほど食べることができます。
明治のミルクチョコレート↑と比較してみましょう。
この商品は1枚当たり26kcalです。カロリー的にはチョコレート効果72%の方がやや多いですね。
1日の目安
筆者のおすすめは1日3枚です。
1日の200kcalを上限とした間食の内、84kcalをチョコレート効果72%で摂取することになります。
もう少し食べてもいいんじゃないの?
間食がチョコレート効果72%だけなら、MAX7枚(196kcal)までOKです。
しかし、あなたの間食は本当にチョコレート効果だけですか?
間食には食後のフルーツやヨーグルト、カフェで飲むフラペチーノなども含みます。朝1杯の牛乳を飲む人は、それも間食に含めます。そうすると、意外と間食をしているものです。
知らず知らずのうちに間食をし過ぎないためにも、チョコレート効果は1日3枚を目安にすることをおすすめします。
【コラム】食べ過ぎには注意
そもそもチョコレートは脂質の多い食品です。国民生活センターの調査(平成22年)ではチョコレート効果などの高カカオチョコレートは普通のチョコレートよりも1.2~1.5倍脂質を多く含んでいると報告しています。脂質は糖質やタンパク質よりも高カロリーな栄養素であるため、食べ過ぎれば体重も増加しやすくなります。
種類
チョコレート効果には大きく3種類あります。
チョコレート効果72%
栄養成分
・カロリー 28kcal
・カカオポリフェノール 127mg
・糖質 1.6g
・脂質 2.0g
・食物繊維 0.6g
チョコレート効果86%
栄養成分
・カロリー 29kcal
・カカオポリフェノール 147mg
・糖質 1.0g
・脂質 2.3g
・食物繊維 0.8g
チョコレート効果96%
栄養成分
・カロリー 31kcal
・カカオポリフェノール 174mg
・糖質 0.6g
・脂質 2.6g
・食物繊維 0.8g
※上記栄養成分は明治のホームページを参考に掲載しています。
高カカオチョコレートほど脂質とカロリーが多くなっています。ポリフェノールの効果とカロリーを考えつつ選びたいですね。
まとめ
・チョコレート効果の特徴は高カカオポリフェノール、低GI、食物繊維が豊富
・目安は1日3枚
・高カカオな商品ほどカロリーも多い
今回はチョコレート効果のカロリーについて紹介しました。
カカオに含まれるポリフェノールの効果は魅力的ですが、カロリーもそれなりにあります。1日3枚を目安に試してみてはいかがでしょうか?
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